地震から一年と一ヶ月を過ぎ、益城町の方を訪れてみました。今回いったところは益城町総合体育館。避難所としてニュース等に大きく取り上げられたところです。

避難場所として、そして車中泊避難場所として活用された場所です。

 

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益城町総合体育館前。今でも地震のすごさを物語っている状況が残されています。

聞いた話によると、修復ではなく、建て替えが決定したそうです。費用が同じくらいかかるということ。それだけ、建物に大きな被害を受けています。

 

体育館横の道路。車中泊の車が停められていた駐車場です。今でも道は波打っていて、手付かずの状況となっています。

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体育館前。一年たっても、このような状況が残されています。

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体育館前。30cm程の段差です。

 

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益城町を走ると、田んぼにはレンゲの花が咲いていました。

住宅の被害を受けて、住宅再建もしながらの農作業。それでも月日は流れ、自然の営みを感じることができました。

もう少ししたら、田植えの始まる時期です。

 

家屋の解体も進み、解体後の平地の占める面積が日に日に増えてきています。

そんな中でも、全く手付かずの状況が今なお残っています。

 

目に見える被災、そして見えにくくなっている被災。

「復興作業」はまだまだ続きます。

「よか隊ネット」の法人化に寄せて

 

楠木
昨年の4月16日、本震から数時間後の早朝、共生地域創造財団の奥田代表理事から被災者支援活動の申し出があり、翌日の夜に来熊された奥田代表他9名で、18日第1回会議を開き、翌19日の第2回会議で12団体による震災支援民間ネットワーク組織「こころをつなぐ『よか隊ネット』」を結成しました。その日の午後、車中泊されている方々を対象として1回目の炊き出しを行い、支援活動がスタートしました。「最も小さくされた人々に偏った支援を行う」を活動理念として、行政から取り残された人々を対象に取り組んできています。

 

熊本地震の特徴的な事柄の一つとして語られている「車中泊避難」の問題についても、発災直後から車中泊避難者への物資の支援と並行して、夜間および早朝のアンケート調査を行い、5月初旬に調査報告と提言書を熊本県・熊本市へ提出しました。この活動が「車中泊避難」について、国の防災基本計画の見直しに繋がる一因となったのではないかと考えています。

 

10月からは益城町で被災され「みなし仮設」に入居されている約1400世帯のサポート事業を受託し、戸別訪問を行い現状の把握とともに個別の支援活動を継続しています。みなし仮設に居られる方々の訪問先で、「あの震災さえなければ・・・」と涙ぐまれる方も少なくありません。親族を亡くされた方、全壊で写真1枚持ち出せなかった方、農地が亀裂で使えず収入が途絶えた方など、未だに現実を受け入れることが困難な方々が、少しでも前向きに生きていただけるよう、顔の見える関係を築き、ひとり一人に寄添った支援活動が求められています。

 

1995年の阪神・淡路大震災から2004年の新潟県中越地震、2011年の東北大震災、2016年の熊本地震と震度7を記録した地震は数年間隔で発生しています。今後何時どこで起こっても不思議ではないであり、熊本での経験を次に活かす為の情報収集と記録等も重要と思っています。

 

仮設住宅で初めての孤独死が報じられています。現状を踏まえ、中・長期的な支援活動を継続するため、更には「最も小さくされた人々」がひとり一人大切にされる地域づくりを進めるため、社会的責任を明確にし使命を果たす決意も含めて「一般社団法人よか隊ネット熊本」として3月末法人登記が完了しました。一歩一歩前に進めたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。

 

2017年4月7日
代表理事 楠木 宏基

 

 

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2017年4月2日 益城町広安西小学校で、「みなし仮設」居住者向け支援イベント「つながる広場」を行いました。

※ 「みなし仮設」とは? → こちら

 

よか隊ネットでは、2016年10月から「益城町地域ささえ合いセンター」の活動を行っており、その活動の一貫として、「みなし仮設」居住者の皆様に対して開催案内を郵送にて行いました。

1,443世帯の方に案内をし、当日は228世帯557名(うち子ども110名)の皆様に参加して頂きました。 

 

みなし仮設の抱える課題

熊本地震前によって被災された方は、「応急仮設住宅(プレハブ仮設)」、「みなし仮設」、「在宅避難」という選択を取られています。どなたも支援を必要とされていますが、「みなし仮設」の皆様は、各地にそれぞれ点在して住まれているため、住まれている方の声がなかなか届かない、支援の手が行き届かない、といった課題があります。県内で活動するボランティア団体も「個人情報」の壁があり、みなし仮設の方に対しては、支援をしたくても支援先とつながれない。といったジレンマがあります。そういった流れから、私たちは今回のような、みんなが集まって交流ができる場がつくれないかと考えました。それが「つながる広場」です。

 

たくさんのボランティア団体に支えられ実行することができたイベント

500名を超える参加者を迎え入れるためには、たくさんのボランティアの皆様に協力して頂く必要があります。 ネットワークグループとして活動している「よか隊ネット」は、今回のイベントに対して実行の協力呼びかけをさせて頂きました。ありがたいことに、34団体221名のボランティアの方々に集まっていただきました。

イベント開始二時間前に、ボランティアスタッフを集めての全体ミーティング。事務局長の江崎から、今回の「つながる広場」を開催するにあたっての趣旨を説明させて頂きました。 この日集まって下さった方々の全員の真剣な表情が写真からも伝わってきます。本当にありがたいです。

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協力のお陰で多岐に渡る支援活動

「みなし仮設」の皆様を迎えるにあたって、たくさんの協力団体の協力のおかけで、多岐にわたる企画を盛り込むことができました。 

  • 炊き出し
  • 物資
  • ステージ企画
  • ブース企画
  • キッズブース
  • 専門機関個別相談

 

炊き出し

 「カレーライス300食」「牛丼200食」「筍ごはん100食」「スープ餃子350食」「フカヒレスープ200食」「ピザ500食」「焼き芋150食」を提供させて頂きました。

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キッズスペース

親御さんが自由に相談に行けるように、今回キッズスペースを室内・屋外の両方に準備させて頂きました。写真は屋外の様子です。「おもしろか〜」という遊び道具を満載につんだ車を持ってきて頂き、楽しい場を作ってくれました。

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専門機関個別相談

専門職の方も今回ご協力頂き、「生活相談」「会計相談」「法律相談」「セルフケア」「建築相談」「心のケア」「法律相談の使い方」「金融相談」と多岐にわたる個別相談窓口を設けることができました。こういった方々にご協力頂けることがとてもありがたいです。楽しい時間を過ごすだけではなく、生活再建に向けたお手伝いも、今回のイベントとして準備してできた事をうれしく思います。21件の専門相談を受けることができました。

会場の関係で、専門機関の場所を二階にしか準備できなかったので、参加者全員に周知できなかったのかもしれません。この点は次回開催に向けた反省点です。

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ブース企画

  • 料理講習会
  • 五行歌
  • 絵馬
  • ペーパークラフト
  • Omoidori
  • Dance!Dance!Dance!

とたくさんの企画が持ち込まれて、それぞれたくさんの人が集まってらっしゃいました。

今回特にうれしかったのは、「ペーパークラフト」です。前回の参加者だった方が、今回は「ボランティアスタッフ」としてご協力頂き、みなし仮設の人達を楽しませる立場になられたことです。継続してい開催して本当によかったです。こういった動きまで細い働きかえを行ってくれた相談員にも感謝です。

 

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ステージ企画

前回に引き続き、今回もステージ企画を盛り込むことができました。音楽演奏から、バルーンアート、日本舞踊と幅広いステージを準備することができました。

最後は参加型のイベントです。参加者、ボランティアスタッフが入り乱れての楽しい空間が作られていました。

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物資

今回も物資の提供を行いました。前回は、人の流れ、物資の提供ルール等が明確に定まっていなかったため、少し混乱が生じてしまいました。なので、今回は1ヶ月前から定期的に打ち合わせを行い、人の流れ、配布方法をしっかり検討しました。お陰さまで、当日は大きな混乱もなく、来場された方がたに提供できる物資を全て提供することができました。

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「つながる」ということを一番大事にしたかった。。

昨年12月に行った「第一回つながる広場」

そんな中、こんな言葉が出てきました

 

「楽しみにして参加した。でも、誰とも話さずに一人だった。」

 

これは私たちの胸に突き刺さりました。

そして話し合った結果、今回「おもてなしチーム」をつくることにしました。

参加された方をとにかく「おもてなし」の心で対応するチームです。ボランティアスタッフの人達だけでなく、みなし仮設の参加者の人達も入り、総勢30名ほどの舞台となりました。

会場のあちらこちらで、「おもてなし」の対応が見られました。一人で来られた人、誰かとつながりたいと思ってくれた人がすこしでも楽しい時間を過ごしてくれたのであれば幸いです。

 

そんな中、事故もなく無事イベントを終了することができました。 

これからもまだ先の見えない生活に不安を感じている方も多くいらっしゃいます。今回のようなイベントが、少しでもこころの支えになってくれれば幸いです。

また、「みなし仮設」に住んでいらっしゃる方がたくさんいらっしゃる。そして支援を求めてらっしゃる方々も多くいらっしゃるということを多くの人に知ってもらえればと思います。

 

 

専門相談内容

今回のイベントであがってきた相談の一部を記載致します。

先の見通しが立たず不安。みなし住宅延長等、情報を聞きたい。

現住居地から職場が遠く、みなし仮設住宅からの転居を希望する。

家が全壊、再建希望だが資金不足でまだ予定が立っていない。2年のみなし期限内に再建は無理なので、みなしを延長することはできるか。期限内に再建できなかったら災害公営住宅に入ることができるか。地盤調査は公費でできないか。

新築の際に受けられる支援・補助制度の相談。

建物敷地の道に面した擁壁が倒壊。復旧に向けて考えるべきことは?

駐車場について、現在1世帯で1台分使っているが、プレハブ仮設の友人は1世帯で2~3台無料で使っている。近くに公民館があるが、毎日ではないがそこに駐車できないか。毎日新聞に、仮設を延長してもいいようなことを県知事が言われていたようだがどうなのか、今とても2年では間に合わない。

自宅新築計画による「リバースモーゲージ」の利用概要について教えて欲しい。

建物の全壊判定で、地盤が歪んでいる。適切な施工は?

みなしで実家のある他の市に移ったが、住民票を移さなければならないのか。移さなければいけないなら実家近くに家を建てることも考えているが、職場が遠くなる。新築する場合、建築や法律等の相談をしたい。住民税免除申請について。

実家に移り二世帯化する場合の支援・補助制度について。

新築したいが、現状のカーポートが基準法違反と業者に言われた。

全壊した家が世帯主と子の共同名義であり意見が割れ、解体するかどうかが決められない。子は倉庫として使いたいが、世帯主は解体しないと支援金が少ないこと、その金額で家を修理しようとしても資金が足りなくなるのではと心配。子の借金も気になる。

解体しなくても公営住宅の延長が可能かどうか。延長不可のとき、低所得者向け住宅の申込が可能か。子の借金の減免は可能か。

 

参加者の皆さんの声

アンケートへのご協力ありがとうございました。アンケートの回答の中から一部のコメントを記載させて頂きます。

学園大をはじめ、たくさんのボランティアの方々の清々しさに接して、たくさんの方のお世話になって、今日までがんばってこられたことをあらためて感じました。今日もほんとうにありがとうございます。

逢いたかった人に出逢うことが出来ました。楽しい一時に感謝です。スタッフさんお疲れ様です。又、イベントがあれば助かります。

みなし仮設で町外に出ている人に連絡があり、とても嬉しいです。

ボランティアの方々にとても感謝しています。今も自分達が支援して頂いていることにあまえてよいのか…と考えることもあります。こういう機会がありがたい一方、これでよいのか自分自身問いかけてふり返ってしまいます。

みなし仮設で江津湖の方に住んでいるので、益城の情報が届きません。今回の様な会を開いてもらえてありがたいです。

第1回の物資提供の方が良かったです。しかし、もう少し種類が多い方がいいですね。相談会等はこれからも続けて下さい。今日はありがとうございました。

ボランティアの方々のご厚意に頭が下がります。皆様方に感謝致します。ただ初めてでしたので、受付後どうしたらよいのか全くわからず、その説明などを掲示でもして頂けていたら有難かったです。

オムツL、BIGパンツが欲しかった。前回はあったが、ケースで持っていく人達で無くなっていた。人により必要不必要がある。マッチング。じじ、ばばが孫のオムツをケースで持っていく等、ボランティア団体を統括して物資提供していただければうれしい。

色々して頂いてありがとうございます。地元の仮設住宅ではよくイベントがあっていますが情報があまり入ってこないので、さびしく思っていました。知り合いのみなし仮設の方は離れた所に住んでいる人が多く、今回会う機会ができて嬉しいです。

前回と違って少なく、今回違った良さがありましたが、私達は家族が多く、頂ける物資が少なかったと思いました。

場所が近い方が良いですが…難しいですね。年令がマチマチなので高齢者には今回は不向きかな。

 

 

協力団体様の声(敬称略、順不同)

今回たくさんの団体・個人様にご協力頂きました。振り返りの声を記載致します。

 

各士業と同じ場所での相談会は大変有意義だと思います。今後は税理士も参加頂けるとというもっと良いかと思います。また、相談なので場所に配慮して頂いているのはわかっているのですが、もっと気楽に相談したい方も大勢おられるのではないかと思います。というより、深刻な方は各地の相談会にも行かれるでしょうし、広場に来られた場合も、その場合用の場所が確保してあれば良いかと思います。せっかく専門職が集まっているのですから、参加された方々の目に触れる場所に各相談ブースを集めて設置して頂いて、「ちょっと相談」ができた方が、より良いように思いますが、いかがでしょうか。(松村尚美(弁護士))

住み慣れた地域を離れて、不安や寂しさを抱えていらっしゃる方が多いという印象を持ちました。特に女性や高齢者で仕事を持たれない方は、地域のコミュニティ、趣味のコミュニティを失って、「日常」を取り戻せてないと感じる方が多いと思われます。セルフケアをしながら相談員とおしゃべりしていただくことで、少しでも心が軽くなられるのであればまた参加したいと思います。大きなイベントでなくとも、同じ地区の方々が寄り集まって、心置きなくおしゃべりができる機会がつくれると、心の復興につながると思います。(くまもと県民交流館(男女共同参画センター))

自分達だけの活動で、ほかのことが何もできず、見ることも出来ずよくわかりませんでした。たけのこご飯は好評で、30分でなくなりました。(日舞ボランティア さくら会)

健康相談コーナーで活動させていただきました。直接相談の件数はありませんでしたが、血圧測定や体組成計などのチェックに来られた方が約22名。ほとんどの方々が「益城に帰れるのかな・・」「なんとなく身体も心も震災前の状態とは違う・・」など、生活再建を中心とした不安な思いを抱え、眠れないという方が多かったです。時間の経過とともに生活リズムや環境の変化は、漠然と慢性的に不安を抱える状況は気が付かないうちにストレスが蓄積し身体や精神に及ぼす影響は大きくなるばかりのように感じました。前回体組成計や血圧測定に来ていただいた方が、今回も来てくださって、また次のときにも・・といってくれ、とっても嬉しかったです。ご本人用に測定記録が残せるような手帳等を持っていけばよかったなと反省しました。睡眠の話は、つながるカフェでお食事をとっておられる方たちに聞いてもらうことが出来ました。館内放送が再三なって中断する場面も多かったのですが最後まで熱心に聴いて頂いた方も多く、よかったです。足の不自由な方やお一人で来られたご高齢の方などが支援物資を受け取りに行くことが困難で疲れた・・と話をされていた方もいましたが、学生さんが一生懸命お世話をされていました。(社会医療法人芳和会くわみず病院)

炊き出しコーナーでピザを提供しました。昨年、被災者支援活動で出会った佐賀の「赤い窯のピザ屋さん」のご協力を得て準備しましたが、MAX600名の対応を考えていた為、予算上一人1/8カットにさせていただきました。「これだけ?」とがっかりされた方もおられましたが、「美味しかった」という声も少なくない様子でした。風が強くフライパンで温めるのに時間がかかり、寒い中お待たせしたことを申し訳なく思っています。次に活かします。(NPO法人くまもと支援の会)

弊社では今回、「丸鶏がらスープの水餃子」を提供させていただきました。熊本県産野菜たっぷりのスープ餃子が、ご来場の皆様の心と体を満たし、離れ離れになった地元の方同士の交流を促すきっかけになれば、と考えての出展です。準備した350食を完食いただき、本当に嬉しかったです。味の素グループは、ささやかながら、これからも被災地や被災者の皆様に寄り添った活動を続けていきたいと考えております。(味の素株式会社(九州支社))

ステージ運営とMCを担当しました。 今回は参加者も一緒に楽しめたのではないかと思います。(ビッグイシューくまもとチーム)

鍋帽子を使った料理「中華おこわ」体験会。一緒に、共に手を動かし料理をすることで心がほぐれて話が弾みました。「おこわ下さい」とこられた方が今から料理をすると聞いて初め驚かれましたが、料理を楽しんくださいました。父子で参加された障害のある娘さんが、手話で「美味しい、ありがとう」と言ってくださり、私達は温かい気持ちにさせてもらいました。参加者11名と少ない参加者でしたが、いい時間がもてました。(熊本友の会)

久しぶりにご近所さん方との交流が出来て凄くよかったですって声が嬉しかったですヾ(*´∀`*)ノ(きばれ!あまくさンしー)

二回目の「みなし仮設支援」を行い、高校生35人のひとりひとりが考える事も多かったようです。炊き出しで、カレーを作りました。生徒の感想文には、もっと来た人たちとと交流が出来れば良かったと書いてました。また、次回もよろしくお願いします。(熊本高校生災害ボランティア)

・「場」があることで、たくさんの縁が結ばれ得ると思いました。

・他者を思って動くことが自分のエンパワメントになると感じました。(特定非営利活動法人凸凹ライフデザイン)

受付を行いました。前回よりも参加者が多く、つながる広場や団体に対しての理解が進んだと感じました。(よか隊ネット 長嶺事務所)

cafeブース、料理体験、展示、などの出展チーム、リバくま含めて7団体で「つながるcafé」コーナーを担当。事前に各チームの活動内容、会場でのブース位置を掲載した案内図を作成、受付で配布も、会場がとても入り組んで複雑なため、なかなか自分たちのブースに人を呼び込めなかったが、来られた方々にはとても喜んでいただき、次回を楽しみにしているとの声が聞かれた。(リバイブくまもと)

 

 

「つながる広場」協力団体一覧(敬称略、順不同)

たくさんのご協力、本当にありがとうございました!!

◎グリーンコープ災害支援センター

◎熊本学園大学社福学生災害ボランティアグループ

◎こども食堂「寺子屋カフェ」

◎音楽ボランティア ぐるぐる、

◎日舞ボランティア団体 さくら会

◎熊本高校生災害ボランティア

◎ビッグイシューくまもとチーム

◎くまもと友救の会

◎復興ICT支援チーム リバイブくまもと

◎リーダーズサミット

◎熊本復興支援おたすけ隊

◎復興支援チーム め組JAPAN

◎NPO法人くまもと支援の会

◎味の素株式会社

◎隆建築設計事務所

◎特定非営利活動法人凸凹ライフデザイン

◎熊本県くまもと県民交流館

◎ごぱん屋うっでぃー

◎一般社団法人みなすまいる

◎松村尚美(熊本県弁護士会)

◎くまもと笑いヨガ倶楽部

◎きばれ!あまくさンしー

◎熊本こころのケアセンター

◎熊本友の会

◎法テラス熊本法律事務所

◎自然災害サイバーレスキューチーム

◎熊本県青年司法書士会

◎大分米一升運動

◎株式会社肥後銀行

◎さくらんぼ保育園

◎くわみず病院

◎青玻璃-Joe hari-

◎個人ボランティアの皆様

東北視察二日目。

仙台を中心に、被災地の見学、施設の見学をさせて頂きました。

 

震災振り返りワークショップ

午前中は、東北震災で大きな被害を受けられた方のご自宅を受けてのワークショップを行いました。

内容は、「震災から今を振り返るワークショップ」

既に、何度も開催されているワークショップに、今回私達も参加させて頂きました。

 

震災を振り返るというのは当事者にとってとてもつらいことです。今回そこをうまく対応されていました。

手法は、振り返りを「絵」として表現すること。気持ちの動きを自由に絵として表現します。

絵として表現することで、言葉に難しいようなことも、自由に表現することができます。

まずは絵として表し、そして言葉で表現する。そんな振り返りにより、参加した皆さんのいろんな気持ちを知ることができました。

 

 

せんだい3.11メモリアルホール交流記念館

午後からは、「せんだい3.11メモリアルホール交流記念館」の見学にお邪魔しました。

ここでのポイントは、「交流」が施設の中に入っていること。東日本大震災の記録を遺すということではなく、その場に訪れた人との「交流」を取り入れること。

そんな仕掛けをたくさんされている場所でした。

参考:せんだい3.11メモリアルホール交流記念館HP

 

1階には自由に交流できるスペースが準備されています。訪れた日は無料でコーヒーを提供されているのでご馳走になりました。

左に見える地図は、津波の被害を受けたエリアが表現されています。

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地震の発災から現在まで行われた活動が時間軸で紹介されていました。

かなりたくさんの取り組みが行われており、地域住民も積極的に参加した素晴らしいイベントがたくさんあっていました。

4月には、「音声展示」という取り組みをされるようです。午前中に行ったワークショップで話した内容がもしかしたら展示されるかもです・・笑

熊本地震から間もなく一年。熊本のどこかに同じような交流スペースが出来上がるといいですね。

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交流記念館のあとは車で30分くらい移動して、津波被害の大きかった地域を見学してきました。

車で通ると、突如野原が広がっている地域に入ります。6年たった今でも新しい建築まではいかず、復旧活動が継続されている状況でした。

写真奥に写っていず銅像がありますが、この高さが、この場所での津波の高さだそうです。

あの高さまで水面があがった状況を想像すると言葉も出ません。

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海岸沿いには、大きな防波堤が出来上がってきました。次の津波に備えての準備だそうです。

海岸沿いにずっと建築されています。そのため、内陸からは一切海が見えない景色となっていました。

現地の方々の意見も様々なようで。。。「防災」という動きの難しさを感じました。

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最後は、一般社団法人パーソナルサポートセンター(PSC)にお邪魔して話を聞かせて頂きました。
PSCは、東日本大震災直前に立ち上がった団体で、東日本大震災でも震災支援で大きな活動をされた団体です。

 

私達よか隊ネットは、現在「みなし仮設」の皆様の見守り支援活動を行っていますが、PSCの皆様にも大変大きな手助けを頂いております。

熊本での活動をよりよいものにし、継続した活動ができるよう、たくさん勉強させて頂きました。

 

 

 

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そして夜は、東北の方々のはからいで、交流会。

地震直後、混乱した熊本において、すぐに駆けつけて頂いて活動のお手伝いをして下さった皆さんです。

牛タン、、めちゃくちゃおいしかった。飲みすぎました。

 

3月14(火)〜16日(木)の日程で、よか隊ネットスタッフは、東北視察に行っております。

一日目は、仙台空港から高速を使って福島県入り。

特定非営利活動法人しんせい 様

特定非営利活動法人ビーンズふくしま 様

の皆様と、見学および情報交換会を行ってきました。

 

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東日本大震災発生から、ちょうど6年が経ちました。

先日のある番組によると、東日本大震災の復興活動はまだ道半ばで、

◎当初2年と言われていた、仮設住宅にお住まいの方は、6年たった今でも住み続けていらっしゃる方がいる(この”2年”というのは、災害救助法で定められているそうで未だに変わっていません。そのため、熊本での仮設住宅の入居期限は2年と定められています。)
◎震災の影響により人口流出は激しく、出ていった人は、なかなか戻ってきていない。6年たった今、人口の戻りも大きくは期待できない

と報道されていました。この件を確認したところ、まさしくこれは事実だということです。大地震、大津波、原発事故、これらの影響は未だに東日本に大きな影響を与えています。

 

そんな中、今回お話いただいた2団体の方々と、

  • 障がい者支援、雇用
  • コミュニティ活動(地域交流、多世代購入)
  • 復興支援から平常活動への繋がり
  • 若者の居場所作り、就労支援
  • 震災支援活動団体として大事なこと、今後の動き方
  • これまでの活動の反省点

 等々、短い間でしたが、、今後の「よか隊ネット」として、とても参考になる貴重はお話をたくさん聞くことができました。

一番印象に残った話が、「震災の課題は社会課題」

震災では、制度の事、行政と民間の棲み分け・連携の事、様々な課題を抱えた人達に対する支援の事、地域活動に関すること、コミュニティに関する事、組織運営に関わること、活動資金の事、ありかたを様々考えなければいけません。

 

これらを一つ一つ掘り下げていくと、決して「震災だけの影響」ではないことが分かってます。

例えば、コミュニティの事。普段の生活を振り返ってみても、なかなか地域の人と交わる機会も減ってきています。そもそも、そこに住み続けている人でさえ希薄になっている今の世の中で、強制的に転居を余儀なくされた人が、すっと地域に馴染むのはとても難しいでしょう。それでも、人と人は助け合いながらではないと生きていけません。困ったときは、お互い助け合える地域作りが大切です。こういった話を時間の許す限りお話させて頂きました。

 

「震災活動を経てからの社会活動」

 

こういった意識が必要になります。活動からやがて一年経つ、「よか隊ネット」としても大きく考えなければ行けないポイントであると思いました。

 

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気軽に話し合える場、居場所づくり

 

東日本大震災では、残念ながら原発事故まで繋がってしまいました。

放射能汚染の問題は、小さなお子様をお持ちのご家庭は、強く心配されています。

 

そういったお母さまの心配毎に大して、みんなで寄り合って話し合える、居場所づくり。そんな活動を、地道に活動されているそうです。

 

熊本地震では、放射能汚染の話しはありませんが、「コミュニティ」に関して大きく問題されています。

地震によって、強制的に住む場所をなくし、引っ越しを余儀なくされた人達。

 

様々な事情により、プレハブ仮設に住むことができず、見知らぬ土地に住まなくてはならない人も少なくありません。

新しい場所で、近隣住民や地域とどのように関わり合い、付き合っていくのか。

 

震災の影響で大きく取り上げられるようになってきましたが、実は、これは今の日本社会として、みんなでしっかり抱えなければいけない社会問題なのかもしれません。

 

長い間活動されている、東北の団体の皆様は、ここに早く気付かれているのかもしれません。

やられている活動は、今の熊本、日本にとても必要な活動であると感じました。

 

そんな活動を1つ見せて頂きました。

 

お邪魔した場所では、「こだわりのコーヒー」というキッカケを加えることで、足を運びやすい居場所作りを実践されています。

「食」という題材は、居場所作りにはなくてはならないものですね。

 

今回、コーヒーを、「煎る」ところから体験させてもらいました。

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煎りたての豆。
最初は緑色だった豆が、こんがりと茶色に。香りもものすごくよかったです。

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そして、みんなで、コーヒーのうんちくを語りながら、コーヒー作り。
これまで見たことがない程に、豆が膨れ上がりました。

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今回は、「こだわりコーヒー」というある一例を体験させてもらいましたが、、

「人が集まるということはどういうことか?」

「そもそも、人は何故集まる必要があるのか?」

等々たくさんの事を考えさせられました。

 

なかなか人が集まることが少なった昨今、今だからこそ、「人の集まる場」「居場所」について考えるときであると感じました。

 

震災を経験した地域から日本を変える。 

そんな意識で、今回学んだことを熊本に繋げます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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