人気刑事ドラマの第5シリーズが始まりました。
メインの7人は第4シリーズから引き続き、天城、片桐、堂本、水田、青山、海老沢、野々村。
未解決事件の早期解決のため『専従捜査班』が正式に発足されたとして、警視庁が会見を開いています。
刑事7人第1話あらすじ感想(ネタバレあり)
ここで、海と思われる水辺で倒れる女性と、森の中に倒れる男性、ソーラーパネルのようなもの、さらに血だらけの尖った木のカットが差し込まれます。
そして早速、怪しい人影が。
その人物のいる場所には7月のカレンダーが掛けられており、10日と11日に赤い×印がつけられています。
しかも、見出しに専従捜査班と書かれた新聞に、ナイフを突き立てました。
画面には『金曜日』の文字が大きく表示されます。
『刑事資料係』だった部屋は『専従捜査班』に改められ、水田、青山、海老沢が私物を持って現れます。
三人がとってつけたような部屋だと文句を言ったり、野々村の淹れたホットコーヒーに茶々を入れたりするなか、天城はパソコンに向かって作業していました。
40年前の事件をデータ化していたと言います。
昭和の事件を感慨深く思い起こす面々のもとに、片桐が現れます。
所管内の巡査部長が殺害され、天城たちは現場へ向かいました。
現場となった倉庫はキラキラしたものが舞っており、『オマエタチハムリョクダ』という謎のメッセージが。
堂本のもとで解剖された遺体から、被害者は拘束され、生きたまま金箔を詰め込まれたことによる窒息で死亡したと判明。
仏壇にも使われるこの金箔は、0.0001ミリと非常に薄いが、空気を通さないため、かなり苦しみながら亡くなったのではと本堂は言います。
被害者の巡査部長・大貫について調べた水田と青山は、彼が指定暴力団と繋がりがあるなどの評判の悪さから、怨恨により殺害された可能性を示唆します。
大貫について更に調べを進めるため、水田、青山、海老沢が部屋をあとにすると、野々村があることを思いつきます。
『金曜日だから金箔なのでは』と。
それを聞き、天城と片桐は目を合わせます。
これは早々に核心をついた可能性がありますね。
『土曜日』になりました。
青山と海老沢は、大貫と関係の深かったクラブ経営者の女性を訪ねますが、部屋のベランダで遺体となって発見されます。
遺体は頭に植木鉢をかぶっており、口には土のようなものが見えます。
彼女は花が好きだったのか、ベランダは色とりどりの花が咲いています。
そのなかのひとつに『ハヤクキヅケ』の文字を見つける海老沢。
この犯人は自分の犯行であることに気付いてほしいのでしょうか?
だとしたら自己顕示欲が強かったり、承認欲求が強かったりしそうです。
もしくは殺害された被害者のつながりから、彼らの背景にあるものに気付けというメッセージなのか、果たして。
被害者の女性は間宮といい、大貫が殺害される前日に会っていたそうです。
口の中に土が詰め込まれていましたが、死因は窒息ではなく、頭部を殴られたことによる脳挫傷でした。
凶器は見つかっていません。
後頭部を殴られていたことから、顔見知りの犯行や、暴力団とのトラブルの可能性を視野に入れます。
植木鉢の土はよくホームセンターにあるもので、誰にでも入手可能なもののようです。
ここから犯人を絞り込むのは難しそうですね。
すると単独行動をしていた天城が戻ってきました。
千葉県と神奈川県にまで足を運んでいたといいます。
野々村の『金曜日だから金箔』『土曜日だから土』という発想から、全国の不審死を調査していたのです。
その結果、水曜日に水死した女性と、木曜日に樹木に刺さって亡くなった男性がいることが発覚。
女性は亡くなった翌日に旅行の計画をしており、自殺をするのは不自然。
タクシーの運転手だったという男性のほうも、普段は行かないような場所で亡くなっていたことから、事故というには何か違和感を覚えます。
火にまつわる不審死がなかったことから、水曜日から一連の事件がスタートしたことを確信する一同。
冒頭に出てきた怪しい人影のそばにあったカレンダーの×印はこのことだったんですね。
同一犯なのは間違いないでしょう。
あとは被害者の接点や、犯人が犯行を曜日になぞらえている理由が気になりますね。
しかし『ハヤクキヅケ』という犯人のメッセージ、正直(こんなん気付くかいな……)と思ってしまいました。
片桐は、水曜日と木曜日の事件が管轄外であることから、大貫とマミヤが死亡した事件をさらに捜査するよう指示します。
土曜日の夜、専従捜査班のメンバーは居酒屋で情報共有していました。
大貫の妻は夫婦生活こそ破綻していたものの、アリバイが確定しています。
暴力団について調べた海老沢は、足を洗った者も多く、事件を起こせる状況にはないと判断。
明日は日曜日ですが、場所や時間、狙われている人間が誰なのかもわかりません。
『日曜日』、天城と野々村は水死した川北という女性の夫に会いに千葉へ。
夫は『妻はカナヅチだった。ひとりで海に行くなんて』と、入水自殺を不審に思います。
そんな訴えを地元の警察は意に介さなかった様子。
それを聞いた天城たちは、他殺の可能性があるとして、思いあたる人物がいないかと訊ねます。
しかし三年前に結婚するより以前の妻の交友関係を、全く知らないと言う夫。
妻は故意に交友関係を隠したのかもしれませんね。
その頃、神奈川で死亡した男性・三島の家へ向かった青山たちは、彼が仕事でタクシーに乗せた女性客のことで、過去にも東京から警察が来たという情報を得ます。
なんとこれも三年前のことでした。
何が隠されているのかと思考を巡らせる天城のもとに、一本の電話がかかってきます。
刑事7人第1話あらすじ 山下登場
『この山下にお任せを』、そう、東京拘置所にいる、旧メンバーの彼でした。
個性的でありながら、ホワイトハッカーというクレバーなキャラクターで好感度も高かったのですが、ある事件でその道を踏み外してしまったんですよね。
第3シリーズの最終回は衝撃的でした。
そんな彼が久々に登場するので、シリーズを通して見ている方には嬉しい演出なのではないでしょうか。
『山下って誰やねん』な方も、この第一話で彼がどんな人間なのかがすぐにわかると思います。
山下はさすがに鋭いですね。
拘置所内で新聞を読んでいただけで、専従捜査班が汗水垂らして捜査している内容を言い当てました。
そして、山下の在職中である三年前に起きた、ホステス同士の殺人事件の話に。
容疑者の女性・加賀は逮捕後にアリバイを訴えるも、虚偽のものだったと判明し、裁判員裁判は懲役十二年で結審。
この事件の担当が、なんと金箔で殺害された大貫だったというのです。
しかも事件の調書は大貫により改ざんされており、そのためにいま起きている一連の事件が結びつかなくなっていると山下が言います。
改ざん前の資料には、川北、三島、間宮が三年前の事件に関与していることが示されていました。
加賀は裁判で無罪を主張していましたが、その後、獄中で自殺しています。
彼女の冤罪と無念を晴らすため、犯人は殺人を犯しているのかもしれません。
大貫とともにホステス事件を担当した刑事を問い詰め、当時カガの弁護士だった本郷という男の名前を聞き出します。
本郷と、当時の担当検事・渡辺の命が狙われるかもしれないと踏んだ専従捜査班は、彼らを保護しようとします。
加賀の実家へ向かった天城が見たのは、『人殺し』などの無数の落書きと、割れた窓ガラスが放置されたままになっている廃墟のような姿でした。
ひとが住んでいる気配はありません。
かつて一家が幸せに暮らしていたであろう『時間』と、悲劇の全容に思いを馳せます。
その頃渡辺は、何者かに呼び出された倉庫で、拘束された状態で吊るされていました。
周囲には大量のストーブが。
そしてカレンダーは、日曜日に×印がつけられます。
専従捜査班の必死のはたらきも虚しく、『月曜日』になりました。
専従捜査班が発見したときにはすでに渡辺は亡くなっていました。
現場には『オマエタチニハムリ』とのメッセージ。
本堂のもとへ運ばれた遺体の死因は、ストーブの熱による熱中症。
被害者に心臓疾患があることも計算したうえでの犯行のようです。
冒頭のカットにあったのはやはりソーラーパネルだったんですね。
堂本が日本神話の神の意味から、火曜日が最後の犯行になるかもしれないと言います。
専従捜査班は『月曜日』と『火曜日』の犯行を防ぐことができるのでしょうか。
第二話へ続きます。
刑事7人第1話感想と考察!まとめ
次回でこの曜日連続殺人事件は解決するようですが、このシリーズも全話を通したテーマがあるんでしょうか。
メンバーの入れ替わりがよくあるドラマなので、そこも含めて注目していきたいと思います。
個人的には野々村くんの彼女とやらが気になります。
また、山下さんが初回から登場したので、今後も捜査を助けてくれるのではという期待もあります。
現実的には『獄中の人間に協力を申し出るのってどうなの』なんて思うところですが、司法取引で山下さんの刑期が短くなる、なんてことはないですかね。
紅一点の水田さんも相変わらず美しい。
このドラマ、毎年7月クールに放送されていて、五年目なんですよね。
そういえば一週間は七日。
殺害された大貫は七蔵署の刑事でした。
7という数字はタイトルにも使われていますし、次の事件でもテーマになるかもしれません。
加賀皐月の父親か婚約者あたりが犯人候補としては怪しいですが、次回で加賀家の現在が明かされるそうなので、なんとか殺人を防いでほしいです。
ホント続きがきになりますね!
最新ドラマの情報が満載の下記サイトも是非ご訪問ください!
<strong><a href=”https://dolomitilive.net/”>>>最新のドラマ見逃し動画や無料見放題情報サイトへGO!!</a></strong>
<fieldset style=”border: 6px double #7d7d7d; padding: 10px;”><legend>この記事を書いた人</legend><b>ゆきちもの</b>
趣味は筋トレと野球とブログです。
最近はドラマにはまっております!!</fieldset>