おすすめマンガを3つ、あらすじと見所や感想をご紹介します。
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溺れるナイフ 16巻 最終話のあらすじ
かつて夏芽を襲った蓮目は焼身自殺をし、夏芽の仕事に影響するのを恐れた航一郎は、航一郎を慕うカナと協力して蓮目の遺体を海に沈める。
夏芽の身代わりとなり共犯者となったカナを航一郎は守ろうとし、何も知らない夏芽は航一郎と別れて再び東京で女優の仕事を続けていた。
そんな中航一郎の自殺騒動をカナからの電話で知り、初めて蓮目の自殺と航一郎が遺体を海に沈めたという事実を知る夏芽。
航一郎のいる地元に戻った夏芽は航一郎と再会。
互いに思いをぶつけ合い、離れていても良い友達であり、互いを応援している、という思いを確かめ合う。
大女優となり、舞台でカメラのフラッシュの閃光を浴びる夏芽の脳裏には航一郎の姿が。
そして地元の祭りで活躍する航一郎も夏芽の思いを感じ取っている。
そして、長い年月がすぎ、2人が結婚したことをテレビのニュースが伝える。
溺れるナイフ 16巻 最終話の見所
森本梢子先生の作品です。と言ったら、どんな作品か想像してしまうかもです。
主人公は、平野木絵…妄想が趣味で地味なOLです。高台光正…イケメンの社員で人の心がわかるテレパスの力を持っています。
イケメンの光正から、木絵の突然始まる妄想に興味を持ち、心が落ち着ける木絵に惹かれ付き合います。イケメンぶりが半端ないです。だって、黒髪に青い目で高身長、おばあさまがイギリス人のハーフです。T大卒で、オックスフォードに留学していて、お仕事も優秀です。ニューヨーク支社から来ました。女子社員のあこがれの的です。二人が付き合うようになった時、大変な騒ぎになりました。何もかも完璧な光正ですが、テレパスの力があるばかりに、誰にも言えない苦しさを抱えていました。
そんな二人の出会いから、お付き合いをし、結婚をし、幸せな人生をほのぼのと進んでいきます。本当に光正がカッコイイです。ストーリーが面白いです。最後まで楽しめます。
溺れるナイフ 16巻 最終話の感想
目立たない、でも、心の優しい木絵が幸せになるストーリーに夢中で読みました。コミック自体の装丁も大変好みです。高台家の人々の兄弟は、みんなイケメンだったり美しいです。人に話せないテレパスの力を抱えて、どれだけ、普通の人は、経験しないだろう困難を乗り越えてきたことでしょう。手本となる光正の大変さは、想像も出来ません。
黒髪で青い目なんて、ミステリアスでとっても魅力的です。そんな何でも持っている完璧な人が、木絵を好きになる事が素敵です。
なんで、なかなか風邪が治らないのかなと思いましたが、赤ちゃんだったのですね。本当素敵です。続きが読みたいです。多分、赤ちゃんはテレパスではないでしょうか。
きっと、愉快な日々が続くのでしょう。”
さくらのはなみち、2巻、巻末の過去編
女性でありながら横綱を育て上げようとする相撲愛の強い桜子が、実は女子相撲の世界チャンピョンであった過去が描かれている。プロも存在しない女子相撲の世界に真剣に取り組むことをバカらしいとし、タレントの踏み台として女子相撲会に転身してきた益栄つばきと桜子の対決。プロがなくても真剣に相撲を愛し向き合ってきた主人公桜子がどのようにつばきとの試合に臨み、そしてどちらが勝つのか、その結果に期待が膨らむ。桜子は試合を通してつばきの考えの甘さを制していく。体の決して大きくない2人がどのように勝ち上がってきたのか、その繰り出される技も興味深い。つばきに勝利した桜子が最後に言い放つ言葉は迫力があり、そして、実はつばきよりもはるかに巨乳であった桜子。桜子の完全勝利である。
さくらのはなみち、2巻、巻末の見所
相撲漫画です。ただ、相撲とは縁遠そうな巨乳美女が世界チャンピョンとなった経緯が描かれていて、さらにその実際の戦いぶりが面白い。相撲は体の大きな者が勝つというイメージだったが、相撲にも戦略があり、自分の体の特徴を生かした戦い方をすれば世界一も夢じゃないという納得のいく手法が、何とも言えない爽快感を味わえる。真面目に語っていますが、一番の見どころは、女性であることを武器にタレント志望の踏み台として参入してきたレスリング上がりのギャルと、相撲を愛し真剣に取り組んでる主人公の桜子との戦いシーンが最高興奮して面白いです。桜子は、女性の胸は相撲には邪魔になると考えている。それに対し、タレント志望の益栄つばきは、胸を武器として使いながら戦う。その考えの甘さを制するように、桜子はつばきとの戦いでその胸に攻め込んでいく。あまりの攻め込みの強さに、つばきはたじろぎ身動きが取れない。その隙を狙いさらにつばきの胸に攻め込み土俵から追い出すように突き落す。桜子のセリフ「それ、邪魔だろ?」に込められた相撲への真剣さを見せつけられるとともに、胸が攻め込まれる絵に女子でも興奮します。最後の桜子の実は誰よりも巨乳であったというおっぱいボロリシーンも最高です。
さくらのはなみち、2巻、巻末の感想
美女の桜子がどうして相撲に夢中になるのか、どうしてそんなに強いのかわからなかったが、この過去編を通して、理屈じゃなく好きなものと真剣に向き合っていくということの美しさに感動しました。自分も理由なんかわからないけど大好きなものがたくさんあります。誰とも共有することのできない大切な感情。その人間のリアルな叫びが感情にせまる感じがあって好きです。あとは単純に美女対美女のおっぱい対決が、女子であっても興奮します。こんなお色気相撲、考える人は天才だなと思いました。美女であってもその容姿を生かすのではなく、好きなことにまっすぐに向き合ってる人も少なくないと思います。そういう女性は憧れるし、美人を隠すのではなく武器として社会でのし上がっていく人はかっこいいと思います。そんな自分自身のもともと持っていた気持ちとリンクして、元気をもらいました。
シックスティーンバージンロード1巻第4話のあらすじ
“「まじめにやっていれば報われる」そう信じていた哉子は悪徳業者により稼いだ13万円をあっけなく取られて業者は夜逃げをしてしまう。親戚の叔母に事情を話すも冷たく、
哉子はその態度に怒り、「もういいです。」と言って出てきてしまった。あてもなく公園のベンチに座っているとホームレスと目が合い、寝るための簡易的な段ボールハウスを作ってくれた。
忍耐と努力にも限界があるよ、先生 と、辛い状況のなか裁子は口走るのだった。シャワーは学校、ごはんはコンビニで捨てられた弁当を目当てにゴミ箱を漁る。
完璧にホームレスと化した哉子をヒトシは目撃して驚く。一緒にいた女を適当にかえし、哉子のいる公園に行くと哉子は男たちに襲われていた。
襲われても「いなくてもいい人間なんていない。誰だって幸せになる権利はある」と怒る哉子。
ヒトシは銃で威嚇し男たちから哉子を守り、自分のマンションへヘトヘトになった哉子を連れていく。
「まっとーに生きるなんて馬鹿みたい、、。」とベッドに横たわる哉子に自分の生き方を否定するなとヒトシに言われ
横にいてくれることに安堵し涙を流すのだった。
シックスティーンバージンロード1巻第4話の見所
主人公の哉子は母が病気で亡くなり、それをきっかけに東京に引っ越してきます。まだ高校生のため、親戚の家に住むことになるのですが、裁子に対する扱いがヒドく お金を貯めてひとり暮らしをする決意をします。アルバイトをして せっかく貯めた13万円が悪徳業者に騙され取られてしまい、家からも追い出されることに。けれど、小さい頃から貧乏で苦労をしているからか、多少のことではめげません。作品自体、コメディ路線のためか このような状態でもどこか楽観的で、俯瞰してみている主人公に読んでいると勇気がもらえる作品です。出てくる登場人物たちも変わっている人ばかり。真面目な哉子は最初は戸惑うのだけれど、いつしか慣れてしまい 学園を潰そうと企む者にも立ち向かっていきます。哉子が好きなひとも、女の子たちを援助交際をさせて その斡旋のバイトで生活費を稼いでいる男の子。哉子は最初、こんな不良なんかは絶対に好きにならないと思っているのに、何度も助けられてしまうたびに意に反して好きになっていってしまいます。その葛藤がよく描かれていて、理屈ではない気持ちがよくわかるし、不良の男の子も格好良く描かれています。
シックスティーンバージンロード1巻第4話の感想
この1巻の4話は哉子の一番悲惨な時で、頼る人もいなくついにはホームレスになってしまうのが印象的でした。少女漫画なのにこ れはなかなかない設定で、でもリアルに描かれています。公園のトイレで制服を便器に落としてしまい、もうそこから全ての気力がなくなり学校にも行かなくなってしまいます。真面目で中学生の時から新聞配達などをして稼いできた哉子がもう心底嫌になってしまったシーンは心情がよくわかるほどです。そこに、不真面目で女にだらしないヒトシにピンチを助けられ、でもホッとして泣いてしまう所もウルっときました。「自分の生き方否定するんじゃねーよ」と不真面目な人間に言われるほど、なぜか嬉しいのもよくわかり、応援されているようで泣けるシーンでした。
少女漫画でありながら、衝撃的だったのが柏木ハルコさんの作品。
有名な作品ですが現在は絶版です。こちらで花園メリーゴーランドのまとめが解説されていますので、興味があれば電子書籍でお読み下さいね。